銀河英雄伝説
第四章後篇 激突
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『銀河英雄伝説』シリーズ10作目の舞台です。
シリーズの最後の舞台となりました。
原作の完全な最後までのストーリーではなく、途中までとなっています。
アッテンボローの回想録の形になっていて、
ナレーションでもある歳をとってからのアッテンボローの声は、伊藤哲哉氏。
全2幕、約3時間(内20分休憩)
出演者
自由惑星同盟
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銀河帝国
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フェザーン自治領 |
ヤン・ウェンリー |
: 河村隆一 |
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ラインハルト |
: 間宮祥太郎 |
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ルビンスキー
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: 増澤ノゾム
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ポプラン
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: 中川晃教
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オーベルシュタイン |
: 貴水博之
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ケッセルリンク |
: 三上俊 |
メルカッツ |
: 渡辺裕之 |
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ミッターマイヤー |
: 二階堂高嗣 |
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マネリスク
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: 伊藤哲哉
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フレデリカ |
: はねゆり |
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ロイエンタール |
: 平田裕一郎 |
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キャゼルヌ |
: 天宮良 |
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ヒルデガルド
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: 中山由香 |
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トリューニヒト
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: 井田國彦
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エミール
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: HARUNA
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コーネフ |
: 中村誠治郎 |
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ビッテンフェルト
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: 小谷嘉一
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シェーンコップ |
: 山口馬木也 |
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キルヒアイス |
: 福山翔大 |
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アッテンボロー |
: 横尾渉 |
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ムライ |
: IZAM |
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ユリアンミンツ
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: 小谷玲央
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(Wキャスト) |
: 大前喬一
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マシュンゴ |
: 一之瀬ワタル |
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シュナイダー
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: 野澤祐樹 |
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コードウェル |
: : 真田祐馬 |
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あらすじ
物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
銀河帝国では、若きラインハルトが実権を握っていた。
一方、自由惑星同盟では、イゼルローン要塞を守るヤン・ウェンリーが絶大な信頼を得いていた。
銀河帝国の幼い皇帝が、自由惑星同盟に亡命してきた。
ラインハルトは、皇帝を取り戻すという大義名分を得て、一気に自由惑星同盟に攻め入った。
銀河帝国から自由惑星同盟へ進撃するには、2つの回廊しかない。
一方は、ヤンが駐留している要塞があるイゼルローン回廊。
もう一方は、中立的立場のフェザーン自治領があるフェザーン回廊。
ラインハルトは、ロイエンタール提督にイゼルローン要塞を攻撃させ、同盟軍をイゼルローンに引き寄せた。
同時に、ラインハルト自らが大軍を率いて、フェザーン自治領を攻略し、自由惑星同盟に攻め入ってきた。
ラインハルトは、秘書であるヒルダの思いに答え、一夜を共にした。
ヤンもまた副官のフレデリカに結婚を申し込み、YESの答えを得た。
≪ クライマックスからエンディングまで ≫
ヤンはあっけなくイゼルローン要塞を帝国軍に明け渡し、ラインハルトのもとに駆け付けた。
ヤンは、瞬く間にラインハルトが率いる軍より優位に立った。
同時に、ラインハルトは、原因不明の病気に襲われた。
秘書のヒルダは、ロイエンタール提督とミッターマイヤー提督に命じて、
自由惑星同盟の首都ハイネセンを攻撃し、自由惑星同盟に全面的戦闘停止を受け入れさせた。
ヤンは、ラインハルトが乗っているブリュンヒルトを撃ち落とそうと思えば、撃ち落とせる状態にありながら戦闘停止命令に従った。
全宇宙を手にいることもできたのだが、彼はそれを自分には不相応だとだけ言った。
ラインハルトとヤンの会見の場が持たれた。
ラインハルトはヤンに、自分の下で仕える気はないか問うと、
自分は民主主義においてのみ従うのだと答え、引退することを示唆した。
解説
過去の舞台や小説を見ていないと分かりにくい点について解説します。
◆ 銀河帝国
皇帝が支配する帝国。
第4章時点では7歳の皇帝となっています。
◆ 自由惑星同盟(同盟軍)
帝国から逃亡した人たちが築いた民主主義の国。
帝国と同盟国は150年に渡って対立た続いています。
◆ フェザーン自治領
帝国と同盟の間にある銀河帝国から自治を認められた地域。
帝国と同盟をまたにかけた交易で経済を潤している。
第4章時点の自治領主は、ルビンスキー。
◆ イゼルローン要塞
イゼルローン要塞は、帝国と同盟との結ぶ細い航行可能領域(小説上では回廊と呼ばれている)内にある要塞。
元は帝国軍の要塞だったが、ヤン・ウェンリーの奇策により、犠牲者ゼロで同盟軍の元となりました。
以後、ヤン・ウェンリーはイゼルローン要塞司令官に任命されています。
◆ スパルタニアン
同盟軍の一人で操縦する小型戦闘機。
劇中ではオレンジ色の戦闘服を着ているのがスパルタニアンの乗組員。
今回は、ユリアンがスパリタニアンのパイロットとして出撃しています。
◆ ワルキューレ
帝国軍側の一人で操縦する小型戦闘機。
◆ ヒューベリオン
ヤン・ウェ−リーが乗っている同盟軍第13艦隊の旗艦(指揮をとる戦艦)。
◆ ブリュンヒルト
ラインハルトが乗っている帝国軍の戦艦。船体は白く優美。
関連作品
<銀河英雄伝説シリーズ>
<ミュージカル>
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